LED看板/電光看板の大きさについて考える
以前、当ホームページ「電光看板の選び方」で解説していますが、電光看板を選ぶにあたって重要になるのがLED電光看板の「大きさ」です。もちろん表示する文字数によって大きさが変わることはおわかりかと思いますが、1文字の大きさが機種によってまばらであることは知らない方の方が多いかもしれません。もっとも看板を一度に複数見比べていないとこの事実はわからないですよね。
看板を並べて大きさの比較ができるようにしました。(かなり古い機種になります)
自分でもこんなに大きさが違うんだ~と再認識しました。
これは離れた場所からの視認性にも影響しますよね?(もちろんLED自体の輝度にも影響されるので全てとはいいませんが・・・)
LED看板/電光看板の大きさ比較
看板の比較[1]
(写真左) TMK-YFL400S
(写真右) PAD-1400D
左は松下製の一番流通しているであろう標準的なものです。その中の黄色LEDを採用してLEDの大きさが少し大きいYFL-400という機種です。大きさ的にはTMK-450とほぼ同じぐらいと思ってください。
右がビックサンズ製で今でも現役、流通量がとても多いPAD-1400Dです。
写真では左は3文字表示されていますが、通常は4文字表示する機種で右のPAD-1400Dと同じです。 それでもこれだけの大きさの違いがあるのです。1文字の大きさが歴然です。
また右はLEDが赤に近いオレンジに対して左は黄色。この黄色も視認性がとてもいいんですよね。YL-450やYFL-400,US-YFP450などがそうですが明るく見やすいです。
看板の比較[2]
(写真左) TMK-L650W
(写真中) TMK-L450W
(写真右) PAD-1400D
この写真は一部さかさまになっている看板もありますが、気にしないでください。
左と中は文字数が違うだけでまったく同じ機種になります。左が6文字モデルとなります。中央は上左のYFL-400Sと同じ4文字タイプです。
右のPAD-1400Dは上の写真と同じ機種になりますので2枚の画像を比較できると思います。
左のTMK-L650は6文字モデルだけあって超デカイです(笑)高さは1.9メートル!スタンドで設置するには無理がありそうです。
スタンドで使用するのは4文字モデルが一番よさそうです。 しかしこの6文字モデルはデカい(笑)ドット画でも表示させたら結構目立つと思いますよ。
看板の比較[3]
(写真左) TMK-L450W
(写真右) TM-YL1000W
この写真は一部さかさまになっている看板もありますが、気にしないでください。
左は上の画像と同じTMK-L450です。
右が3文字×2段の黄色LEDモデルTM-YL1000Wです。
LEDの色の違いもそうですが、大きさもまったくちがいますね。どちらがいいかは置く場所や表示する内容にもよります。パッと見は右が小さく見えますが、この面積いっぱいに2文字ぐらいを表示させるとインパクト大です。一度に多くの文字情報を表示させようとすると一文字が小さくなるのでお勧めできません。また、表示面が正方形に近いのでイラストなどを表示するのにも向いています。
看板の比較[4]
(写真左) TMK-L450W
(写真中) TM-F1000S
(写真右) TM-YL1000W
この写真は一部さかさまになっている看板もありますが、気にしないでください。
左は上の画像と同じTMK-L450です。
中が3文字×2段のTM-F1000Sで右が上と同じTM-YL1000Wです。
これは3文字×2段を縦置きしています。LEDの色の違いわかりますか?
またたまたまですが、中がフルカラーの枠飾り(型番の前に[F]がついている)もので古い割にかなり明るいです。一方の右は黄色のLEDとはいえ枠飾りでかなり差を縮められてしまっていて残念。
右のモデルにもYFL-1000というフルカラー枠飾りのモデルがあるのでそれなら超明るいのでしょう。電光看板の型番にもいろいろ理由があったりするのですね。ちなみにおわかりかもしれませんが、YL1000の[Y]は黄色LEDであることを表していますよ。
さらに今回は動画をYoutubeにアップしたので色の違い、明るさの違いを見ることができます。
どうですか?参考になりましたか?