そこは関西にある、大手車情報サイトなどにも載せていらっしゃる中古車屋さんで、そのお店に行くためだけに入るような袋小路にある店舗でした。
お客様がお店の近くまで来ても、道路からお店が見えないためお客様が迷ってしまうとの事で、お店の外に見えるような看板をご提案しました。つまり大手車情報サイトなどで集客し、実際に行こうと思った人が迷わず来られるようにするという目的の看板です。
そこは一方通行ではないものの、ほぼ片方の流れしかないとの事で、片面の看板をご購入されました。そのため、お客様が来る方の道に向けて看板を設置し、車種を流すように設定しました。
また、売りつけられるとの思い込みから、中に入らずに外から車を眺めるたけの人もいるとの事で、そういった方向けに、諸費用が安くなるキャンペーン、車検やタイヤの持ち込み交換、オーディオパーツが取り付け可能な事なども看板に表示させるようにしました
車の購入には繋がらなくとも、そういったことを書いておけば、たとえお店の中まで入ってくれなかったとしても、ここにそういったお店があると覚えていただけます。

実際、袋小路のような所で、地元の人とそこに行こうとしている人しか通らない道の場合、どんなに大きい看板を付けても集客力はほとんどありません。探さないと見つけられないような立地のお店で、近くを通る人をターゲットに集客するのは極めて困難です。そのような場合には思考を変えて、チラシなど他の媒体を使って集客すべきです。
そして、そのお客様が迷わないようにと、目的を割り切って設置するのは非常に有効な利用方法です。実際にこのお客様は、一方通行道路ではないにもかかわらず主に一方の方向からしか車が来ないことを知っていたため、リーズナブルな片面の看板を購入することでコストダウンに成功されたのです。